大海を彷徨うが如く

好きなことってなんだろう

本当の自分ってなんだろう

自分の存在ってなんだろう

なんで自分はここにいるんだろう

何を求めてるんだろう

 

 

漂って

漂って

漂って

 

 

 

 

そんなことを考えていることこそが

好きなことだと気付いた

 

私は好きなことをしているんだ

と思えたら

大海を彷徨っていたはずの自分が

 

 

気持ちの良い風に吹かれながら

大海を眺めていた

 

 

海はどこまでも広い

 

 

 

 

甘いんだなぁ〜

近道ばかり探す自分

楽したい自分

めんどくさがりでいい加減な自分

言い訳ばかりする自分

やる前から諦める自分

臆病な自分

見栄っ張りな自分

 

嫌いなところ

自慢できないところ

挙げたしたらキリがない

 

 

 

 

と思ったら

意外にも

さほど思い当たらない

 

私は

自分にとっても

甘いらしい☺️

 

 

もう

厳しく自分を律して苦しんでるフリ

 

やめます

 

 

命日

今日8月23日は母の命日。

でも今年は実家に帰らず

空に向かって手を合わせた。

 

元気です。

ありがとう。

 

幸いにも父は今でも

あちこちガタがきながらも

ひとりで生活してくれている。

 

本当にありがたい。

 

もし

私が

逃げ出したい時に

帰る場所がまだあるということ。

 

父が生きていているということ。

 

本当にありがたい。

 

 

今度帰ったら

この前喜んでた

お好み焼きを作ってあげよう。

 

 

 

 

 

 

 

ふるさと

岡山県倉敷市

 

私の育った町

 

もう離れて30年になるけど

 

時が経てば経つほど

 

帰りたいなぁ〜と思う

 

 

思春期の頃は

ただただ退屈な町だった

 

あっという間に通り過ぎてしまうような

商店街

価値のわからない美観地区

夜になると真っ暗になる田んぼ道

 

でも

今となっては

かけがえのない私の一部

 

土台ができたところ

 

岡山県出身とか岡山名産

倉敷出身とか倉敷銘菓なんて聞くと

無条件に応援したくなる

自慢したくなる

 

 

今年はいつ帰ろうかな

選択


朝陽が昇るのが少しづつ遅くなって
蝉の大合唱の中に哀愁を感じ
吹く風に遥か彼方の落ち葉の匂いを嗅ぐ

めぐりゆく季節を
終わりなき時の流れを
この肌で
この体で
私はずっと知っていた

形なき命が
形として現れることを選び
いわゆる
感情という名の振動を
お互いに発しながら
形ある命から
形なき再びの旅に出るまで


味わい尽くそう

震える心を
沸き立つ勇気を
胸をつく怒りを
温かな愛を


味わい尽くそう

そして再びの旅に出る時
これも選んだのだと気づくだろう

全て
選んできたのだと