チャンスの神様を見送って…

逃げるようにここにきた

 

とにかく

空気が吸いたい

 

 

 

自分の願望が

本当に目の前に現れた時

その大きさに狼狽える

 

 

チャンスの神様は前髪しかないから

やってきたら

すぐに手を伸ばして掴んでね

 

大好きなあの人が教えてくれた言葉

 

 

 

準備ができた人から奇跡は起こる

 

そうなるようにと日々過ごした

 

 

少しづつ

自分を愛し

幸せを感じ

幸せはなるものじゃなくて

あるものだってのも

わかったつもり

 

 

こうなる

って

思い描いて

いざ目の前に現れたら

狼狽えた

 

 

狼狽えを

選択  という言葉で隠し

神様の後ろ姿を見送った

 

…ということに気づいた時

とめどなく涙が溢れてきて

泣くだけ泣いて

久しぶりに

大声で泣いて

目が白くぼやけて

顔がカパカパになって

鼻がズルズルになりながら

思いを吐き出したら

 

なんのことはない

天使が手を差し伸べてくれた

 

天使の力は絶大で

あれだけこの世の終わりだったのに

軽くなった

 

 

終わりじゃない

これっきりじゃない

 

求めれば

与えられるのがわかったじゃない

 

それだって前進

 

次来たら

迷わず手を伸ばせるように

心の準備を整える

 

 

もっと自分を信じれるように

楽しめるように